Smile resort

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株式会社スマイルリゾート執行役員 八木達也株式会社スマイルリゾート執行役員 八木達也

Profile

株式会社スマイルリゾート執行役員
八木達也

福島県出身。1996年青梅市社会事業団入社。2011年にホスピタリティオペレーションズに転職。
同年リゾート事業部統括マネージャーに就任。
2014年スキー場運営会社株式会社スマイルリゾート他グループスキー場運営会社執行役員に就任。

までの歩み

東北地方に育ったので幼い頃からスキーは身近な存在で学生時代にはインストラクターなどもしていました。

一方でリバーカヤックに魅了され大学を卒業してから福祉系の団体職員として勤務しながら、毎日のトレーニングをして世界大会でもメダルを獲得しました。10年以上プロカヤック選手のような生活と仕事を並行していました。世界中の川を中心に見て学んだ経験と、カヤックという世界での上を目指すためのトレーニングをしていた経験、そして応援してくださっていた方々との関係はかけがえのないものでした。

現役を引退するころには、その情熱を何か仕事に向けて取り組んでいきたいという気持ちになっていきました。そんな時にカヤックを通じて見識を深めた世界中の山岳リゾートの知識や世界大会などの大舞台、トレーニングで積み重ねた経験を元に今の仕事に転職しました。

スキー場が冬のリゾートから通年型のリゾートに変わりゆく変革の時期であったこともありスキー場にまつわる様々なアクティビティを提案しつつ、自身のバランス感覚を元にスキー場の再生、発展に向けて注力しました。今思うと、スポーツ選手のセカンドキャリアとして自分自身に負けないようにと、何をするにも夢中になっていました。

務内容と
やりがいについて

リゾートに関わる仕事はお客様に直接サービスするところから、スキーコースやゴルフコースの管理整備、そして機械の整備なども含め多種多様です。自身がそれぞれに関してプロフェッショナルであることはもちろんですが、身近に多種多様なプロフェッショナルがいるのでお互いに補完しながら仕事を進められることが会社の強みにもなっています。また、年間を通してスタッフはその時期に求められる仕事をしつつ、次のシーズンに向けての準備を進めています。スキー場は冬の営業、ゴルフ場は春に向けた準備などそれぞれ業務の繁閑差はありますが、そこに向けて取り組んだことが実を結ぶとなんとも言えない達成感があります。何気ないことですが都会では気づかない山の色合いや雲の形などを感じられるのも、この業界ならではだと思います。

界の動向や傾向、未来について

バブル期のスキーブームが過ぎそれ以降スキー場産業は厳しい時期が続きましたが、世界から注目されるニッポンの雪に引っ張られるようにスキー、スノーボードは静かなブームになっています。また真っ白な雪山で楽しめるスキーは、デジタル化から切っても切り離せない都市部の生活では体験することができない貴重なアクティビティとしても注目されつつあります。

海外には日本よりもスケールの大きなスキー場は数多くありますが、日本ほど天然雪が多く降る地域は稀で日本のパウダースノーは海外からはJAPOW(日本に豊富に降る天然雪)と呼ばれ注目されるようになっています。その雪を求め多くのインバウンドが訪日しスキー場によっては日本人よりも海外のお客様の割合が多いということもめずらしくなくなりました。このように世界から注目されることで日本の貴重な観光資源として気付かされた日本のスキー場はさらに注目を集めるものであり、今後の日本の強みとなるものとして世界中のお客様を迎えるものになっていくと思います。

社の強み、魅力

ホスピタリティオペレーションズのリゾート部門を担うスマイルリゾートは現在5カ所のスキー場を有するまでに至りました。弊社は湯沢中里スキー場の所有をきっかけにスキー場業界に参入することになりました。現在はJAPOWによって、スキー場業界は日本だけでなく世界からも注目される観光資源になっていますが、当時スキー場業界はバブル期の後、長い間厳しい環境の元での運営が続いていました。そういった中で長らく止まっていたスキー場を再生すべく取り組んできました。雪解けの頃には一面が緑になるゲレンデの有効活用し年間を通じて魅力ある施設を目指しアクティビティーを拡充しました。そしてそこには冬期のスキー・スノーボードなどと同様に本物の遊びがあることが大事です。いずれのアクティビティもスキー場のみならず周辺のエリアを活用して湖でのカヤック、SUPなどのウォーターアクティビティやゲレンデを活用したフォレストアドベンチャー(ハーネスを装着して木々を登ってワイヤーを滑り降りるなど)をフランスから導入。また自然を気軽に満喫できるキャンプ、グランピングなどにも取り組んできました。

そしてスキー場においても社名にもあるように、来場していただいた誰もが安心して笑顔になれるような施設を目指しています。障がい者を専門とするスキースクール、お子さまを一日お預かりしてレッスンするスクール、そしてスキー場をより楽しんでもらえるようにツアーコースの開放やバックカントリーツアーを実施し、多く方々に気軽に雪を満喫していただけるように取り組んでいます。

グループスキー場の中には世界でも稀に見る年間累計降雪量が15mを超える豪雪地帯にあるものもあり、この雪をスキーヤー、スノーボーダー意外の方々にも気軽に楽しんでもらえるような情報を発信していきたいです。

いずれも、本格的なアウトドアを気軽に楽しみ裾野を広げるようなアクティビティであることを大事にしています。

社社員、
アルバイトの
魅力について

スキーリゾートには自然と一体となりながら働ける環境があります。冬は真っ白な雪景色、春には新緑に囲まれながらの仕事は、他では味わえない特別経験となります。私たちはスタッフの一人ひとりがこの壮大な自然と調和しながら、仕事とリゾートの両面を存分に楽しむことができる場を提供しています。例えば休日や仕事の合間にはスキーパスを提供し、施設を利用してスタッフも思いっきり楽しむことができます。

そしてスキーリゾートは多種多様な仕事があることも特徴のひとつです。それぞれのチームワークや仲間との結束も大切にしてお互いの専門性を活かして補完しながら仕事を進めていきます。また資格取得なども応援し、スタッフのスキル向上や成長の機会を設けています。

当リゾートでは仕事をただの仕事ではなく、豊かな経験と成長の機会と考えています。私たちと一緒に新しいスキーリゾートの魅力を発見して一緒に楽しみながら働きませんか

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後の目標や
チャレンジ

今後の目標は、最新テクノロジーの導入による持続可能性の強化、四季を通じたアクティビティの更なる充実を掲げています。

特にSDGsに関してはグループでソーラーパネルでの発電事業に取り組み、リフトやリゾートホテルなどで使う以上の電力を発電しています。スキー場運営は最も自然環境の変化の影響を受けやすい業態のひとつです。自然豊かな環境の中で事業を継続する者の責任として、ソーラーパネルをはじめとした自然電力での発電などに貢献し、より環境負荷を減らせるような形に進んでいきます。

また、各種アクティビティも自然への理解を深められる内容が求められる時代に変化していくと考えています。現在も実施しているフォレストアドベンチャーやカヤック体験など、電力や動力を必要としないアクティビティをさらに充実させていきます。

さらにこれからのツーリズムでは、その土地の文化体験やそこに住む人たちとの交流が求められるようになるので、地域との連携を深めていくことが必須です。今まで培った地域との信頼関係を元にお越しいただくゲストに地域の素晴らしさを体感いただけるよう努めてまいります。

域の食材を
活用して地産地消

当スキーリゾートの今後の目標は、持続可能性の強化、最新テクノロジーの導入、四季を通じたアクティビティの拡充、地域社会との連携強化、スキルアッププログラムの拡充、そして顧客満足度向上です。環境への配慮を重視し、エコフレンドリーな取り組みを拡充する一方で、デジタルサービスや予約システムの導入により顧客体験を向上させます。夏季や秋季におけるアウトドアアクティビティの拡充を通じて四季折々の楽しみを提供し、地元のコミュニティとの協力を一層深め、地域経済に貢献します。スタッフやインストラクターのスキルアップをサポートし、顧客の期待を超えるサービスを提供して、スキーリゾートが魅力的な場所として成長し、多様な期待に応える存在となることを目指しています。